ベトナムの送出機関の方から「特定技能」について聞きました
ベトナムの送出し機関の方が、わざわざ徳島まで来てくれました。彼は現在、29歳。5年前に技能実習を終えてベトナムに帰国し、送出し機関に就職。現在は支社長を任されているとのこと。
彼の会社では年間600人の「技能実習生」を日本に派遣。主なエリアは大阪で、建設関係が多い。日本語教育は、日本企業での採用が決まって在留許可が下りるまでの間(3か月~6か月)行っている。3か月はちょっと短すぎる気が来ますが…。送出し費用は、実習生負担5000ドル、日本企業は航空券代(5万円)だけ。
彼は、これからは「特定技能」にも力を入れたいと考えています。「技能実習終了してベトナムに帰国した人で、特定技能で再度日本に行きたい人の募集は可能です」「特定技能は技能実習より手続きは簡単ですから力を入れたい」…。
ちなみに特定技能の送出し費用は10万円~20万円。農業・建設は人気がないので費用を安く、工場勤務は人気が高いので費用を高く設定しているとのことでした。
ベトナムの方から、「特定技能」について具体的な取組を聞いたのは、今回が初めてでした。
これまでベトナムは特定技能の送出しには消極的でしたが、少しづつ変わってきているのかもしれません。