外国人向けの生活ガイドを紹介します
特定技能では、外国人が日本入国後に少なくともも8時間の生活オリエンテーションをすることになっています。そこでオリエンテーションで使えそうな教材を、いつも探しています。
このほど愛知県が発表した研修プログラム「新たに来日した外国人就労者に対する早期適応研修 カリキュラム」は実践的で、かなりいい内容となっています。
テキストは8言語(ポルトガル語、中国語、フィリピン語、ベトナム語、スペイン語、インドネシア語、英語、やさしい日本語)が用意され、他に指導者マニュアル、ワークシート、説明用動画(ユーチューブ)まで用意されています。
この教材を使って、マニュアル通りに進めると、全8時間の研修になるとのことです。お勧めです。
ほかに生活オリエンテーションの教材として使えそうなものとしては、クレア(自治体国際協会)が発行する「多言語生活情報」、出入国在留管理庁が発行する「生活・就労ガイドブック」などあります。
外国人向けの生活ガイドブックは、次々に新しいものができて、内容も外国人に分かりやすいものになっているように感じます。有難いことです。