特定技能2号について勘違いをしていました

特定技能には特定技能1号と特定技能2号があります。
特定技能2号は対象業種が「建設業」「造船舶用工業」に限定されていますが、在留期間に制限が無く、また家族帯同も許可されます。

特定技能2号を取得するための条件は何でしょうか?

私は「特定技能1号の5年間を終了しないと特定技能2号になれない」とずっと勘違いしていました(技能実習の1号・2号・3号のイメージと混同していました)。

本当の条件は、「特定技能2号評価試験」か「技能検定1級」に合格することです。

「特定技能2号評価試験」は2021年に新設予定で現在は受験できません。

「技能検定1級」は既存の試験ですが、受験には実務経験7年間が必要です。技能実習5年間だけでは受験できませんが、特定技能1号で2年間の実務経験が加われば受験可能となります。

先日、ある建設会社を訪問した際に、「日本語が堪能で、班長レベルの仕事ができる技能実習生がいる。本人は日本で長く働きたいし、本人は家族を呼び寄せたいと言っている。」との話を聞きました。特定技能2号にピッタリの人材です。

特定技能2号外国人が誕生するのはずっと先かと思っていましたが、意外に早いかもしれません。